連続往復装置製作（自動化）

本事例では、クラムセパレーター治具の自動化設備を製作しました。2m四方の受け皿に一様にゴムのくずが落下するよう、受け皿を自動で前後運動させる装置を作成しました。近くに電源が存在せず、空気圧力のみが利用可能だったため、全て空気圧動作の制御盤を設計・製作しました。

・装置の背景・課題
お客様から設備の自動化に関するご依頼を受けました。2m四方の受け皿にゴムのくずが落下し、その堆積部分が山のようになるため、定期的にその山を平らにする作業が必要でした。この作業を効率化したいとのご要望でした。

・改善効果・当社からの提案
現場調査と検討の結果、現場には空気圧を利用できる環境があるため、受け皿を空気圧シリンダーで前後動させてくずの山をなだらかにする提案を行いました。さらに、現場周辺に電源がなかったため、全て空気圧動作の制御盤を製作することを提案しました。この全空気圧動作の自動化設備の導入により、起動スイッチを押した後は停止するまで連続して動作が可能となり、作業者が頻繁に様子を確認する必要がなくなりました。当社では、このような自動化設備だけでなく、全空気圧動作の制御装置も対応可能です。何かご要望やご相談がありましたら、ぜひ当社へご連絡ください。